一眼レフカメラが欲しかった僕が、一眼レフカメラを購入しなかった理由について

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去年の夏まで一眼レフカメラで野鳥や花、飛行機などを撮って楽しんでいたのですが、野鳥をもっと大きく撮りたいと思うようになりました。そこで色々と調べていくうちに「スマスコ」という法方があることを知りました。

スマスコとは、フィールドスコープにスマートフォンを取付けて撮影をする方法。

そこで、使っていた一眼レフカメラとレンズ類を全て売却して、フィールドスコープやスマホアダプターなどスマスコに必要なものを購入しました。

そして、スマスコで野鳥を何回か撮影してみました。確かに50m先にいる野鳥を大きく写すことは出来ましたが、スマスコでは野鳥しか撮ることができないと気がつきました。

スマートフォンで風景や花などを撮ってみましたが、一眼レフカメラを使っていた僕としてはやはり物足りなく感じてしまいました。

そこで、もう一度一眼レフカメラを購入しようとしたのですが、購入したカメラは「ミラーレスカメラ」でした。そういうわけで今回は、一眼レフカメラが欲しかった僕がどうしてミラーレスカメラを購入したのかその理由について述べてみたいと思います。

目次

僕が一眼レフカメラが欲しかった理由は、「光学ファインダー」だからです。

一眼レフカメラのファインダーで見えている光は実像です。これを光学ファインダーと言うのですが、この光学ファインダーがお気に入りでした。光学ファインダーは連写しても被写体を追いかけやすく、自分の目で見ている物と同じものがファインダーに表示されます。

一眼レフカメラが光学ファインダーというだけで、一眼レフカメラを購入しようと考えていました。

購入を検討した一眼レフカメラは、次の4機種です。

  • ニコン D780
  • ニコン D7500
  • キヤノン EOS 90D
  • ペンタックス K-3 MarkⅢ

D780はフルサイズセンサーを搭載していますが、他の3機種はAPS-Cセンサ-です。

D780の評判が良いので、D780を購入しようか・・・。それともカメラ本体の価格が安いAPS-CのD7500を購入して、レンズを揃えようか。はたまた90Dで憧れのLレンズで撮影を楽しもうか・・・。

K3-Ⅲは、レンズ代も合わせると予算オーバーになってしまうので、除外しました。

最終候補に残ったのは、D780、D7500、90Dの3機種でした。ニコンD850とキヤノンEOS 5D MarkⅣは、本体価格が30万円を超えているので、これも除外しました。

それでは、なぜ僕が一眼レフカメラを購入しなかったのか、その理由についてお話しいたします。

状態のいい交換レンズがなかった

僕が一眼レフカメラを購入しなかった(できなかった)一番の理由は、状態の良い交換レンズが無かったことです。各メーカーがミラーレスカメラに販売シフトを置いているので、一眼レフカメラの交換レンズの新品がほとんど無い状況でした。

それなら中古品でもいいやと探しましたが、美品でもレンズにゴミや埃が混入しているものや、外観に擦れや傷があるものしか残っていませんでした。いくら中古品と言っても、ゴミや埃が混入しているレンズは購入したくありませんでした。それが撮影には影響が無いとしてもです。

ニコンもキヤノンもそんな感じでした。標準レンズはあるけど、望遠レンズに納得のいく商品が無い・・・。またはその逆パターンという感じでした。

唯一ペンタックスだけは新品レンズが揃っていましたが、先程も言った通り予算オーバーだったため諦めました。

後継機が発売されなさそう

購入を検討した一眼レフカメラの中で、D780とD7500そして90Dは後継機の発売が期待できなさそうなのも購入をためらった原因の一つです。

ミラーレスカメラの新機種発売のニュースは毎週のように報道されていますが、一眼レフカメラの新機種が発売されるというニュースは全然見かけません。最近ではペンタックスだけのような気がするのは気のせいでしょうか・・・。

唯一ペンタックスのK-3Ⅲだけは後継機の発売が期待できそうでしたが、前述の通り購入候補から外れましたので一眼レフカメラの購入意欲はしぼんでしまいました。

アフターサービスが終了する可能性がある

発売から年数が経過している機種が多いので、一眼レフカメラのアフターサービスが終了してしまう懸念が拭えませんでした。アフターサービスが終了してしまうと、故障した時に修理することができないので買い替えをすることになってしまいます。

特に購入の第二候補であるD7500はその心配が大きかったのです。もし、D7500を購入してアフターサービスが数年で終わってしまったら、ショックなのでミラーレスカメラの方がいいのかなぁと考えるようになりました。

もう少し頑張ればフルサイズのミラーレスカメラを買うことができる

特にK-3Ⅲを購入しようとすると、ニコンのZ5やZ6Ⅱ、そしてキヤノンのR8が手の届くところにあるのに気がついてしまいました。APS-Cよりフルサイズ・・・。一度、そう思ってしまうとフルサイズの呪縛から逃れることができません。もう一人の僕が、「フルサイズを買わないと後悔するぞ」と囁くのです。

本当はD780を購入しようとしたのですが、状態の良い標準レンズが見つからず断念してしまいました。Z6Ⅱに24-200のズ-ムレンズだと予算内だぞ・・・という謎の誘惑もあり、ミラ-レスカメラの購入に前向きに検討するようになりました。

ミラ-レスカメラに興味が出てきた僕は、購入候補をフルサイズ機の3機種とAPS-C機の3機種に絞りました。その6機種の中から選んだ機種は・・・ニコンのZ6Ⅱでした。

レンズを24-200mmの高倍率ズームにすることで、少し予算オーバーでしたが何とかフルサイズ機を購入することができました。Z6Ⅱと24-200mmのレビューは、もう少し使い倒してみてから記事にしてみたいと思います。

一眼レフカメラが欲しかった僕が、一眼レフカメラを購入しなかった理由について記事にしてみました。

一眼レフカメラ用のレンズを持っていない人は、素直にミラ-レスカメラを購入した方がいいかもしれません。新品レンズの数が少なく、中古品は数は多いのですが、状態の良いものはほぼ無い状況です。

一眼レフカメラのフルサイズセンサーを搭載している機種は、30万円を超えております。今更、一眼レフカメラに30万円を出すのもなぁ~という感じです。

まだ、購入して約3ヶ月で使用回数も15回ほどですが、今のところ満足しています。絶対に一眼レフカメラじゃないとイヤという人もこれを機会にミラ-レスカメラの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

長野県松本市在住のサラリーマンです。
松本市内を中心にカメラを持って被写体を求めて彷徨っています。
ビギカメラでは、カメラや社会・経済など気になる情報を発信していきます。

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